逆光は、つらいですね。 [オオハム]
今シーズンも、漁港にオオハムが入って来ました(昨シーズンはシロエリオオハムでしたけど)。ただ逆光が、きつくて全く色が出ません。いい位置に来てくれるのを待ちましたが、駄目でした。元気で何度も潜って魚を獲っていたので、健康状態は、良好なようです。
●オオハム(首環が無いのでオオハムと判断しました。)
こんな、小さな羽根で飛べるのかな?
ウミネコとお友達?。魚を横取りしに来たように見えたけど。
カンムリカイツブリもお友達。
●寄り道して撮ったユリカモメです。
◎話は全く替わって。ダイサギ(大鷺)についてです。
田園や河原、湖沼に居るダイサギ。日本で見られるダイサギは2亜種居ます。春先~秋に良く見られますが、これは、ダイサギ(亜種チュウダイサギ)で、私のブログでは、いつもチュウダイサギと表記しています。亜種チュウダイサギは、日本で繁殖し、冬には南方に渡る夏鳥なんです。(当地では越冬していますけど、夏場に比べ数は少ないです)。そして冬場には大陸から渡ってくる冬鳥のダイサギ(亜種オオダイサギ)が見られます。
●亜種オオダイサギは、脚の脛がピンク~肌色。亜種チュウダイサギは脚が黒です。下の写真の左が亜種オオダイサギ。右が亜種チュウダイサギです。脚の色が全く違いますね。
●ダイサギ(亜種オオダイサギ)。
●ダイサギ(亜種チュウダイサギ)。
今まで、あまり気にしていなかったけど、気にしていると亜種オオダイサギも居るんですね。それからチュウサギも夏鳥なんです(当地では冬にも見た事ありますけど)。コサギとアオサギは留鳥です。なので、冬は、コサギとアオサギが多いように見えます。
おしまい。
魚を捕まえていますね。動きがあっていいですね。海は南側なので逆光になり、余程工夫しないと綺麗に撮れませんね。
by yamagara22 (2016-12-21 17:11)
ダイサギとチュウダイサギの違いを教えていただきありがとうございます。てっきりダイサギと思ったチュウダイサギが当地でも越冬してることが分かりました。勉強になりました。
by yottyan (2016-12-21 18:07)
ダイサギの同定にはいつも苦労しています^^;
チュウサギも当地に来ているんだかいないんだか・・・(汗;)
by Mitch (2016-12-21 18:30)
逆光写真大好きなんですが鳥撮りの場合は辛いですね。
白鷺の亜種ですか こうして説明していただけるとためになります。
多摩川の白鷺たちも注意深く見てみます。
by ナビパ (2016-12-21 19:11)
健常な個体であれば遊泳時に脇後方部に白色が見え
るのでオオハムと識別されます。嘴もシロエリと比
べると大きく見えますね。上面の様子がやや分かり辛い
ですが幼羽かなあ。。。幼羽だとしたらチンストラップ
は微妙にになりますから過大視は出来ません。
by ramblin (2016-12-21 21:37)
yamagara22 さん、今晩は。
此処は真南向きで、しかも冬至に近い時期で、太陽の高さが
最も低くなるので、駄目ですね。西側にも行けるので、そっちだったら
良かったのですが、そちら側には来てくれる気配が無かったので
諦めました。
by takapy77 (2016-12-21 23:01)
yottyan さん、今晩は。
今まで、あまり気にして無かったので冬季に撮ったダイサギの写真が
少ないのですが、見返した結果、殆ど亜種チュウダイサギでした。
たぶん当地では亜種オオダイサギは、少なくて、越冬している
亜種チュウダイサギの方が多いと思います。
by takapy77 (2016-12-21 23:06)
Mitch さん、今晩は。
ダイサギも、こうやって見てみると勉強になりますね。
チュウサギは、飛来地が局地的なので、居ない地域も多いと思います。
こちらには、その局地的な場所があるので、良く見られます。
チュウサギは口角(目の下)の食い込みと、嘴で大凡分かります。
チュウサギの方が嘴が短くて太く見えます。
by takapy77 (2016-12-21 23:11)
ナビパ さん、今晩は。
逆光は、水面がピカピカ光って、絵的には、いい事もあるのですが
識別という意味ではつらいですね。
亜種オオダイサギは、おそらく関東の方が多いと思うので
今度、気にして見てみて下さい。
by takapy77 (2016-12-21 23:15)
ramblin さん、今晩は。
逆光で見づらいのですが、羽緑から幼鳥だと思います。
この子は、元気で健常の個体です。殆どの時間潜っていて魚を何度も
獲りました。遊泳時の脇後方部の白色も、シロエリに対し微妙な
識別点ですが、白色が見えるのでオオハムだと思います。
また、嘴も以前、撮影したシロエリと比べましたが、チョット大きいです。
チンストラップは、幼鳥では見えない事もあるので、微妙ですが
これだけ、条件が揃っていれば、オオハムと判断していいと思っています。
by takapy77 (2016-12-21 23:24)
私もこの前ちらっと見たオオハムの背中の模様がはっきりして居たのでなんとかもう一度撮りたいと思って長いレンズを持って行ったのですが、もう居ませんでした。
夏羽の時期に撮りたいですね〜
by まっちゃん (2016-12-22 10:07)
まっちゃん さん、今晩は。
私も、此処には2回行ったんです。1回目は会えませんでした。
もう10日くらい滞在していると思いますが、居る時と居ない時が
あるようです。居なくなっても、また帰ってくるかもしれませんよ。
夏羽は、難しそうですね。
by takapy77 (2016-12-22 22:13)
オオハム写真、良いですね。他の海鳥とはちょっと風格が違うような・・・。
海での逆光は撮影が大変ですよね。
チュウサギとダイサギは顔(嘴)が異なるのでそこで見分ける事が多かったですが、
チュウダイサギとオオダイサギ識別は足の色がポイントなのですね。
これから田圃で出会った時にはしっかり見てみたいと思います。
by queso (2016-12-23 09:09)
queso さん、今晩は。
オオハムは、外洋系の海鳥なので、海が荒れたり、弱った時しか
港湾には入ってこないのですが、この子は、此処が気にいったようで、
元気なのに、もう10日くらい滞在してます。幼鳥だからかな?。
ダイサギは、今まで、あまり気にしていなかったのですが、今シーズンは
ちょっと気にしていると、さっそく見られました。
でも、やはり越冬している亜種チュウダイサギの方が多いです。
by takapy77 (2016-12-23 21:28)
オオハムですか!良いですね~♪
こちらにも来てないかなぁ~
by Hiro (2016-12-23 22:41)
Hiro さん、今晩は。
オオハム、そちらにも来てると思いますよ。
今シーズンも、外洋性海鳥は、順調なようです。
ウミスズメなんかも、見たいですね。
by takapy77 (2016-12-24 18:55)