久しぶりの河口 [カモメ達]
今期は、近場ばかり行っていましたが、そろそろカモメが来てる頃なので
久しぶりに河口に行ってみました。
もっと前に行きたかったのですが、暴風が吹き荒れる日が多くて、
なかなか行けませんでした。
着いたばかりには、カモメさん何も居なくて、やはり時期が少し
遅かったのかなと思いましたが、時間が経つにつれ、沖から次ぐ次と
やってきて、結局100~200羽程になりました。
でも例年より少なめな感じです。
●まずは、ものすごく遠く(500mくらいかな)にいたウミアイサです。
●ハジロカイツブリも近くには来てくれませんでした。
●カンムリカイツブリは、少し近くまで来てくれました。
こちらは帰り際に撮った夏羽の個体です。
●鴨類は少なくて、物凄く遠くにヨシガモとキンクロハジロがいるくらい。
●1時間ほどして、やっとカモメさんが飛んできて。真ん中の白い子が気になります。
拡大(無理やりトリミング)です。
飛翔です。矢印の子です。
セグロやオオセグロの1回冬羽なら、外側(P7~10)の初列風切りに暗色部が
あるはずなのですが、この子には、ありません。
オオセグロ1回夏羽では、こういう個体も居ますが、チョット嘴の暗色部が
小さいような気がします。
遠くて同定はできませんが、シロカモメ1Wあたりかなと思います。
この日、天気予報は晴れのはずでしたが、雲が多くお日様があまり出て
くれませんでした。
カモメの数も増えてきて、お日様が出てくると、空気の揺らぎで
ボケボケになってきたので、堤防を降りて、水際に移動しました。
堤防と砂浜は15mくらいの幅しかないのですが、
それだけで、かなり空気が揺らぎます。
●カモメ達です。多くは、”ただカモメ”、その他セグロカモメがいます。
例年居る、ユリカモメは1羽も確認できませんでした。
ほつんと離れているセグロカモメは、タイミルセグロカモメだと思います。
拡大すると、脚の色に少し黄色みがあり、嘴の赤斑が大きい感じです。
右の子です。左の飛んでいる子は、”ただカモメ”です。
なにかに驚いて飛び立ちますが、すぐに帰ってきます。
拡大です。
面白そうな子は居ませんでした。最後にセグロカモメの飛翔です。
例年通り、カモメまでの距離は200mほどありますが、水際まで降りれば、
結構解像します。ただ、腰が痛いので、降りる登るのに難儀しますけど
カモメが見られただけで幸せです。
おしまい。
私が歩いている河川敷も例年なら冬は多くのユリカモメを観察できる
のですが、今季その数は少なく殆ど見ない日が続いていました。
ただのカモメも以前は見られたのですが・・・。
カンムリカイツブリ、綺麗な夏羽になっていますね。
昨日は夏羽に変わりつつあるタヒバリを見ました。
冬鳥が帰っていきますね。
by queso (2021-03-07 14:49)
今期はカモメはおろかカモ類の観察もままならず
残念な感じでしたので羨ましい光景を拝見しました。
白い子は翼上面のコントラストがやや強い気がしますが
「シロ系」は間違い無さそうです。
普通種でも最後のお写真のように初列のパターンが
しっかり撮れると嬉しくなります。
by ramblin (2021-03-07 15:29)
queso さん、今晩は。
今期こちらも、ユリカモメが少ないようです。
カモメは、今季初めて行ったので、少ないのか多いのか
よく分かりませんが、私が行った日は少ない感じでした。
カンムリカイツブリは夏羽の個体が見られるようになりましたが、
ハジロカイツブリの夏羽の個体も見られると嬉しいのですけどね~。
今期は、ハジロカイツブリも少ないようです。
by takapy77 (2021-03-07 20:31)
ramblin さん、今晩は。
そちらは、緊急事態宣言が延長されて大変ですね。
当地も最近クラスターが相次いで発生し、感染者が増えているので
心配です。此処は、誰にも会わずに行けるので安心ですけど。
白い子は、”「シロ系」は間違い無さそうです。”と言って頂くと
自信になります。ありがとうございます。
もう少し近くから観察できればいいのですが、贅沢はいえません。
鴨も見に行きたいのですけど、どうしましょう。
by takapy77 (2021-03-07 20:41)
カモメの類は私には識別はかなり難しいです(^^;
by 美美 (2021-03-08 13:58)
美美 さん、今晩は。
カモメの識別は難しい分野で、私も以前は、さっぱり
分かりませんでした。
でも、実際にフィールドで会って、書籍やネットで調べて
いくにつれ、徐々に分かってきました。
私は、まだまだ初心者ですが、奥が深くて楽しい分野でもあります。
by takapy77 (2021-03-13 20:47)