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早春の河川敷 [野鳥]


ホオジロガモを観察していた場所には、ミコアイサもいました。
2月初旬は、4羽(雄1、雌タイプ3)だったのが、徐々に数が増え、
4羽が5羽に、5羽が6羽に、最終的に
3月初旬には10羽になりました。
どうも、6羽のグループと4羽のグループが合流したようです。
ミコアイサも、群れになって渡っていくのでしょうか?。
ミコアイサ2203ab30t.jpg

●ミコアイサの全ては検証してませんが、雄成鳥生殖羽2羽、雌成鳥7羽、
 雌1st win.1羽だと思います。
 後ろから2番目の子、雨覆の色が少し暗色です。雌1st win.だと思います。
ミコアイサ2203bc50t.jpg
この写真では1番左です。
ミコアイサ2203bb57t.jpg
この7羽は全て成鳥です。
ミコアイサ2203be30t.jpg
ミコアイサも、ホオジロガモ同様近くに行くと直ぐに飛んで行ってしまいます。
300~400m先に着水するのも同じ。ただ、ホオジロガモよりは少し警戒心が
薄い感じです。今回ホオジロガモ優先だったので、あまり写真は撮れませんでした。
ミコアイサも、ホオジロガモも潜水採餌ガモなので、直ぐに潜ってしまいます。
また直ぐに飛ぶし、飛翔が多いのは、その為です。まあ、それの方が識別には
いいのですが。

●次はクサシギです。
 今年はクサシギがあまり見られなかった(工事の影響で通行止め)
 のですが、別の場所に居ました。
 最初は、
群れで飛んでいたのでハマシギかと思いましたが、
 尾の先端の黒斑からクサシギと分かりました。
クサシギ2202aaa50s.jpg
クサシギは、普段は単独行動が多いのですが、渡る時は集まって群れで渡る
そうなので、もうすぐ渡るのでしょうね。本流の先の中州なので近づけません。
クサシギ2202ab25s.jpg
左上に燕が飛んでいますが、昨年末からずっと滞在している越冬つばめです。
ここに渡ってきた燕が来ても分からないです。
住宅街で見られるようになると、渡ってきたのがわかるのですが。
どうも、当地では季節感がなくて・・・。

●最近は、イカルチドリの鳴き声を、良く聞くようになりました。
 ただ、見つけるのは容易ではありません。
 やっと見つけると、シロチドリとイカルチドリが縄張り争いをしていました。
 左:シロチドリ、右:イカルチドリ
イカルチドリ・シロチドリ2203aa25s_e.jpg
結局、イカルチドリはシロチドリに追い払われました。
イカルチドリ・シロチドリ2203ac25s.jpg

イカルチドリ・シロチドリ2203ab25s.jpg

●昨年はレンジャクの当たり年だったのですが、今年は無理かなと思いながらも
 ヤドリギの監視は、続けていました。3月上旬。
ヒレンジャク2203aa57s.jpg

やっと1羽のヒレンジャクを見つけました。
この子は、ずっとキョロキョロ辺りを見回していました。
なんか、群れからはぐれて待っているって感じでした。
ヒレンジャク2203ad35s.jpg
初列風切りの白斑はU型なので雄成鳥ですが、赤味がないので若い個体かな・・。
ヒレンジャク2203ac30s.jpg

●ベニマシコの鳴き声がしていましたが、一向に出てきてくれません。
 心の中で、”顔くらい見せて”と思っていると、出てきてくれました。
 良い子ですね。
ベニマシコ2203bd25s.jpg

こちらは、ホオジロガモの居た場所の近くのベニマシコです。
ベニマシコ2203ab25t.jpg

先週末から急に気温が上がり20℃を超え、月曜日は23℃。
日曜日の午前0時の気温が17℃。気温は春本番とういか初夏。
いきなりこの温度では体がついていきません。
また、花粉もかなり飛んでいるようです。
私は、花粉症では無いと思ってましたが、くしゃみが出るし
目がしょぼいので、軽度の花粉症になった感じです。

寒暖差が大きいので、体調を崩しやすい時期です。
体調管理のは十分気を付けて下さい。

おしまい。


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ramblin

 ミコアイサは雌雄の体格差が大きいので(成鳥・幼鳥問わず)
群れの飛翔が撮れると識別に寄与しますよね。もう少し
彼我の距離が近いと更に嬉しいところでしょうか。
 イカルチドリとシロチドリの遭遇場面は面白いです。
イカルチドリは最初からビビっている様子が見えますね。
 去年は2月の時点でレンジャクが入っていましたが
今年は不調になりそうに思いますがどうでしょう?
 ベニマシコはそろそろお帰りの時期でしょうね。
by ramblin (2022-03-16 14:23) 

美美

レンジャク、今年は当地は不発に終わりそうです(^^;
水鳥は河川工事中だし。
花粉症だけは今年もしっかりやって来ています(*≧m≦*)プッ
by 美美 (2022-03-18 07:57) 

queso

小柄なシロチドリの方がイカルチドリを追い払ってしまうなんて意外ですね。
愛らしく見えるシロチドリは、実は気が強い個体が多いのでしょうか?
冬鳥がどんどん帰ってしまい寂しい限りです。
私も先週末に奥日光へ出掛けましたが、一昨年は沢山の出会いがあった
レンジャクは一羽も見ることができませんでした。
今年は全国的にレンジャクが少ないようですね・・・。
by queso (2022-03-18 10:28) 

takapy77

ramblin さん、今晩は。
ミコアイサは雌雄の体格差が違うので並んでくれると
よくわかりますね。飛翔は近くから撮った写真もあるのですが、
比較が出来ないので、この写真にしました。この子達も
ホオジロガモも、もう旅立ったようで、見られなくなりました。
イカルチドリとシロチドリは、面白いですね。
ここは、海岸から離れているのですが、シロチがいるので
嬉しいです。
ヒレンジャジャクは、今年は不調ですね。近隣での情報は
無いに等しいです。ヤドリギの実は食べられた跡があるのですが、
半分くらいは残っています。1羽だけということはないと
思いますが、群れはあまり大きくないと思います。
ただ、今年も見られて良かったです。
ベニマシコは、そろそろお帰りですね。3月一杯で 
会えなくなると思います。(4月上旬まで居たことはありますが)。

by takapy77 (2022-03-19 20:26) 

takapy77

美美 さん、今晩は。
ヒレンジャク、今年は不調のようですね。ヤドリギの実は
まだ沢山残っています。
こちらも工事が多くて、樹木や芦原が、かなり無くなりました。
ただ、鴨達の採餌場所は増えたようで、今まで殆ど見られなかった
のですが、今年は見られました。
ミサゴも、例年より多かった感じです。

by takapy77 (2022-03-19 20:40) 

takapy77

queso さん、今晩は。
シロチドリは、顔つきからきつい感じですね。
群れで暮らすイカルチドリに対し、シロチドリは単独が多いので
気が強いというか、縄張りをもっているのでしょうかね。
ヒレンジャクは、今年はどこも不調のようですね。
1羽とはいえ、見られて良かったです。
春は別れの季節でもあり、出会いの季節でもあります。
冬鳥は帰ってしまい寂しいですが、夏鳥がやってきます。
我々人間も同じですね。

by takapy77 (2022-03-19 20:47) 

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