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季節の進みが早すぎです。 [野鳥]


つい、こないだまで寒かったのに、温かさを通り越して暑いくらい。
気温も連日20℃を超え、体がついていけない今日この頃です。
空の青さも、白っぽくなって、遠くの山も霞んで見えない。
もう少し、ゆっくり季節が進んでくれると有難いのですが・・・。

冬鳥の渡りも始まったようで、数が少なくなってきました。
ミコアイサも渡ってしまったようで、姿が見えなくなりました。

さて、今回もMF。

◎例年なら、3月下旬~4月初旬に渡ってくるニュウナイスズメが、
 もう、入ってきました。今年は夏鳥の飛来も早そうです。
 (ニュウナイスズメは、当地では越冬しているので、場所によっては、
  真冬でも見られるのですが、MFでは渡りの個体になります)。

●ニュウナイスズメ雌(左)、雄(右)です。
ニュウナイスズメ2303aa45s.jpg
雄です。
ニュウナイスズメ2303ad30s.jpg
雌です。
ニュウナイスズメ2303af30s.jpg

●ツグミは、結局あまり増えませんでした。ホオジロは、まだ残っています。
ツグミ2303ba50s.jpg

●このツグミはハチジョウツグミの血が少し入っていると思います。
ツグミ2303aa35s.jpg

ベニマシコの声は、まだ聞こえます。オオジュリンは結局今シーズン
見られずに終わりそうです。(MFには全く居ません。少し足を伸ばせば
居る場所は、あるようですが
)。

●以前は大きな川に狩猟鳥のカモは、殆ど居なかったのですが、狩猟期間も
 終わり、徐々に増えてきています。
 マガモが30羽程、まったりしていました。
マガモ2303aa57s.jpg

●今シーズン、大きな川のカワアイサは、少な目だったのですが、ここに来て
 少し増えた感じです。本流を流れていくカワアイサです。
カワアイサ2303aa30s.jpg

カワアイサ2303ba30s.jpg

後は猛禽類です。

●久しぶりにチュウヒに会いました。遠かったのですが以前見た幼鳥ですね。
チュウヒ2303ad20s.jpg
暫く芦原の上を飛んで居たのですが、逆光で撮れず。その後、順光側を
通って行ってしまいましたが近くには来てくれませんでした。

●後日、改めて見に行きましたが、会ったのは別の個体でした。
チュウヒ2303ba20s.jpg

チュウヒ2303bd30s.jpg
※チュウヒは、漂鳥です。当地で繁殖しても、おかしくはないのですが、
 夏にチュウヒを見たことはありません。

●ノスリは数が減ってきました。もう渡り始めているのでしょうか。
 最近は、この白っぽい子しか見ていません。
ノスリ2303aa35s.jpg

ノスリ2303ab25s.jpg

●ミサゴは1羽だけ残っています。
 あまりの暑さに水浴びをしていました。ダイビングするのではなく
 普通に水浴びするのですね。写真は水浴び後、飛び立つ所です。
ミサゴ2303ab30s.jpg

以前多く居た、ハイタカは最近見なくなりました。鳥の数が減ってきている
せいなのかもしれません。

こんなに暑いと、もう渡りのセンダイムシクイとか入ってきそうな
雰囲気ですが、やっぱりもう少し先かな、なんて感じています。
まあ、あと1か月も経たない内に、オオルリとか入ってくるのでしょうね。

おしまい。

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コメント 10

えれあ

気温の変化が激しくて風邪を引きました。
冬鳥が早めに帰ってしまうと、夏鳥が早く来てくれないと困ります。

by えれあ (2023-03-12 18:01) 

風神

初夏の陽気でしたね。最近PM2.5のせいで、春の景色も星景もがっかりです。
このツグミくん、確かにいつも見るツグミとちょっと違いますね。ホオアカのほっぺみたいですね^^;全体的に茶色っぽいですね。
このノスリはほんと白いですね。綺麗です。茶色の部分が薄くて小さいですね。10日前2年ぶりにノスリを撮影したんですが、たった1枚きりでそれがピンぼけでした(TT)
ミサゴも普通に水浴びするんですね。猛禽のくつろぐ姿、微笑ましいです(^^)
by 風神 (2023-03-12 22:46) 

queso

もう、ニュウナイスズメですか。
今月下旬に奥日光探鳥を予定しているのですが、彼の地もかなり
雪解けが進んでいるようなので、例年とは見られる鳥も異なるかも
しれませんね。
冬鳥もどんどん帰ってしまい、MFも随分寂しくなってきてしまいました。
コチドリも、もう間もなくやって来るとは思うのですが・・・。
今季はチュウヒを見ることなく終わってしまいそうです。
by queso (2023-03-13 08:43) 

ramblin

 ニュウナイスズメはだいぶ以前takapy77さんのお住いの県で
観察したことがありました。この鳥は地域的に偏在する
傾向が有るみたいですがその要因は何でしょうか?
 其方ではチュウヒの繁殖が十分可能な生息環境がが有る
と思いましたがどうでしょう。
by ramblin (2023-03-13 21:03) 

美美

少ないながらも今シーズン当地でもツグミやホオジロが見られました。
ミサゴ、ダイブではなく水浴びとは、やはり気温 に左右されるんですかね。

by 美美 (2023-03-21 16:29) 

takapy77

えれあ さん、今晩は。
私も気温の変動が激しく、また花粉症も加わって体調が今一です。
冬鳥が少なくなって、夏鳥が来ない今の時期、
ニュウナイスズメやレンジャクが居てくれるだけ、幸せですね。

by takapy77 (2023-03-25 22:51) 

takapy77

風神 さん、今晩は。
今週は更に気温が上がって24日には26℃になりました。
ただ今日は一転、日中でも13~14℃。寒暖差が激しすぎます。
ツグミは、一部ハチジョウツグミと繁殖地が重なるようで
交雑個体が多いそうです。
ノスリは、5個体くらい居たのですが、殆どが渡ってしまった
ようで、少なくなりました。
ミサゴはダイビングが得意なので、水浴びもダイビングだと
思っていたのですが、普通に水浴びしていて意外だと思いました。
ちなみにサンコウチョウの水浴びは、ダイビングです。

by takapy77 (2023-03-25 23:00) 

takapy77

queso さん、今晩は。
今年は、ニュウナイスズメの渡りが早かったです。
そういえば、ニュウナイスズメは奥日光で繁殖しますね。
こちらも冬鳥が少なくなって寂しくなってしまいました。
ただ、留鳥の鶯やヒバリなどの囀りが多く聞こえ賑やかです。
コチドリは、渡ってきたようで、鳴き声が聞こえるように
なりました。
今年は、渡りの鳥が多く見られるといいですね。

by takapy77 (2023-03-25 23:06) 

takapy77

ramblin さん、今晩は。
ニュウナイスズメは、今年も来てくれました。
越冬地は、田園地帯で近隣では2か所確認しています。
同じ場所には、冬季にカワラヒワ、オオカワラヒワの群れが
飛来します。地域的な偏差は、よく分かりません。
チュウヒは、繁殖しても不思議はない環境だと思いますが
どうなんでしょうかね。チョット暑すぎかもしれません。
なにせ、日本一の最高気温を記録した地なので・・・。

by takapy77 (2023-03-25 23:34) 

takapy77

美美 さん、今晩は。
今シーズンは、ツグミの飛来が遅かったし少なかったですね。
ホオジロは、少なかったのですが、ここにきて普通になりました。
ミサゴの水浴びは、意外でした。
ちなみにサンコウチョウの水浴びはダイビングです。
尾が長くて脚が短いので、普通の水浴びは出来ないようです。
ツバメも普通の水浴びは出来ませんね。

by takapy77 (2023-03-25 23:40) 

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