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地獄の熱さ [野鳥]


今年の夏は、危険な熱さが続き、鳥見にも殆どいけません。
先週土曜日からの最高気温は、
土36.7℃、日39.2℃、月39.0℃、火37.9℃、水38.0℃でした。
今日は、やっと35℃を下回り34.7℃でした。

7月は、31日中15日が35℃以上の猛暑日。
2015年から、鳥見の記録と同時に最高気温も記録していますが、
今まで7月に、35℃を超えたのが最高で2日間だったので、
いかに今年が異常だったのかわかります。

私も子供の頃は、夏休みは毎日外で遊んでいたのですが、
この暑さでは、外に居ては危険です。そう思うと今の子供は
可哀そうだと思います。

〇35℃を超えると、無理ですが、35℃以下なら車で行ける場所で
 短時間なら鳥見出来るので、行ってきました。

●今年は、なかなか会えなかった、コサメビタキ(近くで繁殖してます)は、
 もう、幼鳥なのか成鳥なのか分からないくらい大きくなっていました。  
コサメビタキ2407ab57s.jpg

コサメビタキ2407aa45s.jpg

●多分、上の子とは別個体です。
コサメビタキ2408aa45s.jpg

●センダイムシクイも、少し高い所から降りてきたようです。
センダイムシクイ2408aa45s.jpg

センダイムシクイ2408ab45s.jpg

〇最近はカメラを、あまり持たないので腕の筋肉が落ちているのか、
 熱いせいなのか、重いカメラを持つのも辛いです。
 (私は基本的に、野鳥撮影に三脚は使いません。三脚を使う撮影は
  制限が多くて、繁殖の迷惑になるような事しか出来なくなって
  しまうからです)。

 ※ちなみみに英国では、保護鳥の巣の撮影はライセンスが必要。
  アメリカの保護区の一部では、絶滅危惧種へのハラスメントは
  処罰の対象になり、写真家の起訴も発生しているようです。

  日本でも、野鳥の繁殖の邪魔をするカメラマンが増えています。
  日本もライセンス制にならないように、繁殖を妨害するような
  マナー違反はしないように、してもらいたいと思います。
 (マナー違反がないか、見張られていますよ)。

〇次は河川敷です。

今の時期、河川敷は熱いのですが、川の水が冷たいせいか、
南方向から風が吹くと、結構涼しいです。
ただ、野鳥の数は少ないです。

●ホオジロです。一生懸命鳴いていました。
ホオジロ2407ba40s.jpg

●すると1羽の鳥が飛んで行きました。ボケて上手く撮れませんでしたが、
 おそらく、ホオジロの幼鳥です。鳴いていたのは親かな~。
ホオジロ2407bb35s_e.jpg

●芝生の上にはひばり。暑そうです。
ヒバリ2408aa45s.jpg

●川の方を見ていると大きな鳥が飛んできました。
 アオサギかなと思いましたが、コウノトリでした。
 数年前までは、なかなか見られなかったのですが、個体数が増えたせいか
 近年は、年に数回見られるようになりました。
コウノトリj0419 2407ac57s.jpg

私の居る場所のすぐ前に降りました。
コウノトリj0419 2407ab57s.jpg
水を飲みにやってきたみたいです。
コウノトリj0419 2407ad40s.jpg

※写真では近くに見えますが実際は、こんな感じで100mくらいあります。
コウノトリj0419 2407aa57s.jpg
暫くは、こんな感じでした。近くに人は居なくて、私一人。
なんか、幸せな時間でした。

暫くして、飛んでいきましたが、少し先の本流に降りていきました。
コウノトリj0419 2407ae50s.jpg

今回は足環が見えたので、個体の識別が出来ました。
個体は、J0419  2022/04/08に徳島県鳴門市の電柱巣で生まれた雄と
分かりました。

最近は、昼間は晴れて猛烈な暑さになりますが、夜は雲が出て
星が、あまり見えません。なので星空はお休みです。

おしまい。

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queso

先月20日頃から東京も炎暑となっておりましたが、昨日は少しだけ
湿度も気温も下がり、(若干)凌ぎ易さを感じました。
夏に虫籠と網を持って、虫取りに出掛ける・・・というのも
これからは更に難しくなっていくのかもしれません。
打ち水や扇子といった風流なものでは、もはやこの酷暑はどうにも
なりませんね。

そんな中でもセンダイムシクイの佇まいは涼を誘います^^。
既に小鳥の渡りも始まりつつあるのならば、早朝だけでも頑張って
出掛けようかなという気になります。
by queso (2024-08-02 14:10) 

風神

幼鳥の成長って早いですよね。1週間ぐらいすると、随分変わってしまいますね。
崩していた体調が、やっと昨日から戻りました。何かをする意欲が少し出てきましたが、鳥見に行く意欲は戻らないです(^^;
by 風神 (2024-08-02 17:56) 

ramblin

不思議とMFでは7,8月にコサメを見る機会が少ないです。
センダイムシクイも高い所ばかりで写真的には難しいです。
 コウノトリも個体数が増えているので近くの川や水田に
来ても良さそうだと思うのですが最近はお目に掛かれません。
 先だって酷暑の中、海辺方面で或る鳥を狙って出掛けたのですが
空振りで心身共に疲れ果てました。
by ramblin (2024-08-02 20:57) 

えれあ

コサメはこの時期でこんなに成長しているのですね。
早く秋に成って、こちらに降りてきて欲しいです。

by えれあ (2024-08-04 15:58) 

takapy77

queso さん、今晩は。
もう1か月近く、猛暑日ないし猛暑日に近い気温になって
まいっています。33℃くらいで、南風ならば、
鳥見も出来ますが、今はとても無理です。
昔は、エアコンなしでも過ごせましたが、今はとても無理ですね。
温暖化もありますが、道路の舗装や、緑の減少など
色々と影響しているのだと思います。

シギチの渡りも始まっているようなので、35℃でも見に行こうと
思いましたが、大地震注意報が出て、それも出来なくなりました。
今年の夏は、散々です。
なんか、台風(まだ熱低ですが)も近づいているようで、
それも心配です。
これから、どうなっちゃうんでしょうね。

by takapy77 (2024-08-12 20:26) 

takapy77

風神 さん、今晩は。
幼鳥の成長は、びっくりするくらい早いですね。
まあ、生まれて半年も経たない内に、遠い所まで
渡っていかなければならないので、そう進化したのでしょうね。
体調が戻って、なによりです。今年の気温では体調も崩れますよ。
まだまだ、熱い日が続きそうなので、あまり無理せず
お過ごし下さい。

by takapy77 (2024-08-12 20:31) 

takapy77

ramblin さん、今晩は。
こちらは、コサメは、7~8月頃から幼鳥が見られます。
センダイムシクイは、秋の渡りが早いので8月初旬には
見られます。
ここは繁殖地に近いし、渡りのルートでもあるので、
両方の個体が見られますが、最近は野鳥が減っています。
コウノトリは増えましたね。よく見られるようになりました。
ここは、鷹の渡りのルートになっていますし、飛びやすい
(渡り易い)のでしょうかね。

by takapy77 (2024-08-12 20:39) 

takapy77

えれあ さん、今晩は。
コサメは、もう大きく育ってました。
早ければ8月後半くらいに、平地に降りてくると思います。
最近は、個体数が減っているので、どうなるでしょうね。

by takapy77 (2024-08-12 20:47) 

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