天気が悪いと綺麗に撮れません(鷹の渡り) [野鳥]
実は、今まで鷹の渡りは、あまり見に行って無かったんですね。そこで、今年こそは撮ろうと思っていたんです。ところが、天気が悪くて、なかなか行けないんです。
鷹が渡る条件として上昇気流が深く関係しています。太平洋側では、南~南東の風が吹くと、山の斜面に風が当たり、上昇気流が発生し、鷹が渡りやすくなります。でも南~南東の風が吹く時って、天気が崩れ易く、今年は曇や雨ばかり。スカッと晴れた日は、西風が強く、鷹はあまり渡りませんね。
見に行った日は暗い曇天の上、靄がかかって視界が悪く、撮影条件は最悪。鷹は渡ってくれたのですが、証拠写真程度ばかり。スカッと晴れた日に撮りたいな~。
●サシバ(20羽強のミニ鷹柱が見られました)。
現地に着いてしばらくしてミニ鷹柱が立ちました。その一部です。
全体像です。
上昇気流に乗って、円を描きながら上昇していきます。その後、雲の中に消えました。
その後5~6羽の群れ(下の写真は群れの一部です)を見た後、雨が降って来て撤退しました。
これもサシバだと思いますが。
●日曜日、更に靄がひどくて数km先は真っ白で見えない。こんな画像しか撮れません。これはチゴハヤブサ(幼鳥)かな?
●ツミだと思いますけど。
後は、渡りではありませんが、
●アオバトが飛んで行きました。
●カケスも(バックは地上で空ではありません)。
●アサギマダラも、ひらひらと飛んで行きました。
白黒写真ばかり。これじゃあ、消化不良です。スカッと晴れてくれないかな(南東の風の時)。
9月30日、静岡県東部では、凄い数の鷹が渡ったようですが、こちら県西部では天気が悪く、あまり渡らなかったようです。ところが昨日(10月4日)、台風で西風が強い予想でしたが、当地では風が弱く、多くの鷹が渡ったようです。晴れ間があって視界が良かったのにね~。あちゃ~です^^;
台風が近付いています。被害が無ければいいのですが。
おしまい。
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