まだ3月ですよね。 [カモメ(コカモメ)]
まだ3月なのに、気温は4月中旬(今日は5月並み)。車だとチョット暑いくらいです。
視界が悪く、あたりは真っ白で遠くの山も見えません。
桜は満開です。もう散り始めている所もあります。この陽気で私の頭の中も
1か月くらい先になってます。でも鳥さんは少ないです。
燕は、住宅街でも見られるようになりました。チョットだけ早いのかな。
これで、夏鳥が早く来ればいいのですが、そう上手くは行かないような気がします。
今回はカモメさんです。河口のカモメ達は、まだ沢山います。ざっと500羽。
チョット拡大。
この場所(河口の中州)は、海上で漁をしたカモメ達が水浴びに来ている場所です。
ここは淡水なので、塩水で汚れた体を水浴びして綺麗にしているのだと思います(多分)。
海上から次々にやってきて、水浴びをして、羽を乾かし、また海上へ漁に出ます。
漁に出ているカモメも入れると何羽いるのか、想像も付きません。
河口の先端に行くと、次から次へと漁から帰ってきたカモメ達が飛んできます。
殆どのカモメは海上スレスレを飛んで帰って来ます。
さて、そろそろ本題に入ります。
今までカモメ達と書きましたが、カモメ族の総称として書いています。1枚目の写真には、
ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、タイミルセグロカモメ、”ただカモメ”などが
写ってます。以前居たユリカモメは、1羽も居なくなりました。
よく見ると、”ただカモメ”が意外と多い事が分かりました。それならば、違う子が居るかも
しれないと思い、チョット探して見ました。
ただ、中州は、鳥までの距離が遠いので、河口入口で飛んでる子を撮る事にしました。
※以前にも書きましたが、カモメはカモメ族の総称として、よばれますが、名前(和名)が、
カモメ(学名Larus canus)と言う鳥さんがいます。紛らわしいので
ただのカモメということで、”ただカモメ”と呼ばれています。
※日本でよく見られる、”ただカモメ”は
・シベリア北東部で繁殖する。亜種kamtschatschensisです。
・北米北部で繁殖する、亜種brachyrhynchus(和名:コカモメ)や
・シベリア西部から中部で繁殖する、亜種heinei (和名ニシシベリアカモメ)も
稀に見られるそうですが、識別は難しいようです。
コカモメやニシシベリアカモメの名前にするなら、”ただカモメ”も、
カモメじゃなくて、別の名前(ヒガシシベリアカモメとか)にすればいいのにね。
田園の帰りに [クロサギ]
冬に逆戻り [オオジュリン]
MFの河川敷 その2 [野鳥]
MFには、大きな川が流れていますが、私が住んでいる所は、河口から10km以上
離れている、中流域の近くです。
河川敷から、川を眺めているのが好きで、川を眺めていると落ち着きます。
川には、色々な野鳥が飛んできたりして、見ていて楽しいし、小鳥の囀りも
聞こえて、心が和みます。
●この川には、鴨類が少ないのですが、カワアイサだけは居るんです。だけど警戒心が強いので
遠くからでないと、見られません。カワアイサは中流域だけでなく、河口から30km以上も
離れた上流でも、群で居るのが見られます。上流のダム湖のカワアイサです。
●先週も川を見ていると、遠くにカワアイサが居るのが見えました。
●そこに、他の群れが飛んできました。それが、カワアイサでは無くウミアイサだったんです。
雄1羽(既に着水した後)。雌タイプ2羽(飛んでいる子)。左下はカワアイサです。
●カワアイサ2羽とウミアイサ3羽が一緒になって(ここからチョット近づいて撮りましたが
これ以上は、行けないです。チョット遠くてすみません)。
●アオサギも友情出演です。
●ウミアイサだけです。
※ウミアイサは、海や河口にしか居ないと思ってましたが、河口から10km以上離れた中流域にも
入ってくるのですね。またウミアイサとカワアイサが同時に見られたなんて初めてでした。
MFの河川敷です。 [野鳥]
先週は、パッとしない天気が続きましたが、今週はいい天気が多いようで
いよいよ春ですね。木々には新芽が出てきて、河川敷も緑が目立つように
なりました。いよいよ冬が終わり、新緑の季節になってきましたね。
●公園の芝生の上に、ツグミさんの小群を見付けましたが、その内1羽が
なんか違う感じ。遠かったので証拠写真を数枚撮って、近付こうと
思いましたが、途中で飛ばれてしまいました。撮った写真はこれだけ。
等倍に拡大。この子、背は灰色で褐色味が少ないし、お腹と上尾筒は褐色。亜種ハチジョウツグミか?
それとも、ハチジョウツグミとの中間個体ですかね。
●ちなみに普通のツグミは、こうですよね。
その後、公園中のツグミをしらみつぶしに探したのですが見つかりませんでした。
全部で50羽くらいは見たけど、居なかった。
●芝生の上にはタヒバリが20羽くらいいました。
●ヒバリも20羽くらい。
高鳴きも聞かれるようになりました。
雨が降りすぎた。 [コガモ(アメリカコガモ)]
暖かくなったり寒くなったり、天気もスッキリしない日が続いてますね。
雨が降らないなんて言ってたら、今度は雨ばかり。しかも結構降ってます。
さて今年は、鴨さんをあまり見に行ってなかったので、見に行ってきました。
もう渡りの季節なので、鴨さんも少なくなったような気がします。
●コガモ(雄生殖羽)です。
●亜種アメリカコガモ(雄)です。コガモは肩に横向きの白色線がありますが、
アメリカコガモは、お腹に縦向きの白色線があります。
この子は、まだチョットだけ旧羽が残っていて、生殖羽チョット手前って感じです。
手前がアメリカコガモ、奥がコガモです。
嘴は、コガモより立派ですね。
●ホオジロガモが遠くに1羽だけ居ましたが、この子はいつも遠くて近くに来てくれません。
雄生殖羽です。
ホオジロガモの近くに、カワアイサが居ました。
春なんだけど。 [野鳥]
2月下旬から、急に気温が上がってきました。土日は、20℃。一気に春めいてきて
過ごし易くなったのですが、それに伴って、鳥さんが少なくなって来ました。
もう渡りを始めた子もいるんだと思います。
ただ、風景は冬のまま、枯れ草ばかりだし、木々の新緑も、まだまだです。
また寒暖差が大きいので、空気の揺らぎが大きくて河川敷や田園では、
ボケボケ画像の量産。酷いときには20m先でも、ボケて駄目ですね。
鳥屋さんには、チョット厳しい時期です。
今回は、2月下旬~今月初めに撮り貯めた、猛禽類を掲載します。
●先ずはチュウヒから。この子は先月田園で小鳥たちを撮っていた時に
飛んできた子です。カラスに追われてました。
●MFのチュウヒ、この子だけは、まだ居るようです。