チョット疲れています。 [野鳥]
夏鳥を探して林道に行ってみたものの、工事で通行止め。
昨年も、通行止めだったのですが、工事が休みの休日は、
通行止め解除中の表示で入って行けたのですが、
今年は終日通行止めの表示。ゲートがあって通れません。
自宅から一番近い林道で、人も少なく、いい所だったのですが
今年は行けません。まあ他にも林道はあるのですが、
此処が好きだったのに残念です。
ということで、山の公園に。キビタキ・オオルリ・時々サンショウクイの
囀りは聞こえますが、姿は全く見えません。
ということで、囀りを聞いて我慢です。
今年のオオルリの囀りの初認は先週日曜日。4月16日でした。
●オオルリ・シジュウカラ等の囀りです。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
ここも、以前に比べかなり小鳥の数が減っています。元気なのは鶯だけです。
●桜(ソメイヨシノ)も散り、八重桜も散ってしまいましたが、
なぜか一か所がだけ、桜の花が咲いていました。野鳥が少なくて
暇なので、こんなの撮ってます。
(花の近くに桜の実が見えますね)。
●まだ居るシロハラ。
●2羽で飛んできた、イカル。
くらいは居ました。
●前回コムクドリの事を書きましたが、今年は来てくれました。
ポイントでは、見られなかったのですがMFに20羽くらいの群れがいました。
寂しいと書いたので、察してくれたのかな。
●帰り道、道路横の田んぼ(田植え前)に、なにか動くものが・・。
車を止めて脇道に入って撮りました。
タマシギ(雄)でした。自宅から数km。こんな近くにタマシギが居たなんて。
※そういえば、最近、野鳥の数が減っていると良く書くのですが、
自宅付近(住宅街)は逆に増えている感じがします。
シジュウカラやカワラヒワの囀りに加え、昨年頃からイソヒヨドリの囀り
(隣の家の屋根で囀っていました)。燕の鳴き声、ムクドリやヒヨドリの声。
冬にはジョウビタキの鳴き声が聞こえ、メジロなんかもやってきます。
コンクリートばっかりで草木なんて殆ど無いのに・・・。
やはり天敵が少ないからでしょうかね。
次は、また行ってみた河口です。
季節感のズレ [野鳥]
今年は春の訪れが早く、暖かい日が多く桜の開花も早かったので
頭の中の季節感が、少し先行してしまっています。
夏鳥の飛来も早いのでは、と思い出かけて見たものの、
鳥さんの季節感は早くないようで、例年通りか少し遅い感じです。
西の方では、キビタキやオオルリが入ってきたようですが、
私は、まだ確認出来ていません。
例年なら、もう入って来てもいいはずなのですけど・・・。
来週あたりに期待したいと思います。
昨年は、3月末にアマツバメが飛来したので、探しましたが、
4月に入っても一向に気配がありません。
●やっと見つけたと思ったのですが、留鳥のヒメアマツバメでした。
●4月中旬になり、やっと見つけたアマツバメ。晴れていると高い所を飛ぶし
青空バックでは、見つけるのも大変です。豆粒だし、アッという間に
視界から消えてしまいます。
過去の飛来時期を確認した所、昨年が早かっただけで、例年並みでした。
※アマツバメは、雨が降りそうな天気の方が飛ぶ事が多く、見つけやすいです。
餌になる虫が低い所を飛んでいるため、アマツバメも低く飛んでくれます。
それが名前の由来になっています。
晴れた日でも飛んでいますが、高い所を高速で飛んでいるので、追うのが大変です。
10羽程度は居たと思うのですが、良くわかりません。
●ちなみにヒバリは、晴れた日に鳴く事が多いので”日晴り”の名前になった
という説もあります。
ヒバリの高鳴きです。
次は、河口です。
ダイサギの話。 [ダイサギ]
MFの桜(ソメイヨシノ)は、満開になり今が見頃です。
菜の花も咲き、春たけなわという感じです。
ただ、鳥さんはというと、
冬鳥が減り、夏鳥が来ない(一部来てますが)という閑散期になります。
さて、今回は。
比較画像が撮れたのでダイサギについて書きたいと思います。
1.種として、
ダイサギは1種ですが、亜種は4種類います。
そのうち日本で見られるのは2亜種です。
一年中見られるように思われがちですが、実は2亜種が入れ替わっています。
〇亜種ダイサギ "A.a.alba"(オオダイサギとも呼ばれます)は、冬鳥。
中国東北部で繁殖し越冬の為、日本に飛来します。
当地では11月~4月頃まで見られます。
〇亜種チュウダイサギ"A.a.modesta"は、夏鳥。
日本で繁殖し越冬の為、南方に渡ります。ただ一部日本で越冬する個体もいます。
4月~11月頃まで見られます。
2.特徴について、
2-1.大きさ。
〇亜種ダイサギ:日本で見られる最大のサギ、アオサギと同等か少し大きい。
(日本で見られる最大のサギは、亜種ダイサギになってしまいますが)。
〇亜種チュウダイサギ:アオサギより一回り小さい。
2-2.脚の脛の部分の色。
〇亜種ダイサギ:ピンク~肌色。
〇亜種チュウダイサギ:黒(但し4~5月頃の婚姻色時は赤味を帯びる)。
※亜種ダイサギと亜種チュウダイサギを別種とする説もあります。
それでは、写真で比較してみます。左が亜種ダイサギ、右が亜種チュウダイサギです。
分かります。大きさや脛の部分の色が違います。前に書いた特徴を写真に
入れました。参考にして下さい。
もう少し写真を載せておきます。群れは50羽程、殆どが亜種ダイサギですが、
中に数羽、亜種チュウダイサギが混じっています。
一番左と中ほどに、亜種チュウダイサギがいます。
どの子が亜種チュウダイサギか分かります。・・・大きさで分かりますね。
※今回分かった事。
亜種ダイサギも、繁殖時は亜種チュウダイサギと同じように婚姻色になりますが、
今居る個体で婚姻色の亜種ダイサギは、いませんでした。
一方、亜種チュウダイサギは婚姻色になっている個体の方が多く
目先の色などが変っています。
亜種ダイサギと亜種チュウダイサギでは、繁殖時期に違いがある事がわかりました。
後は、今週の鳥さんです。
それでは、写真で比較してみます。左が亜種ダイサギ、右が亜種チュウダイサギです。
分かります。大きさや脛の部分の色が違います。前に書いた特徴を写真に
入れました。参考にして下さい。
もう少し写真を載せておきます。群れは50羽程、殆どが亜種ダイサギですが、
中に数羽、亜種チュウダイサギが混じっています。
一番左と中ほどに、亜種チュウダイサギがいます。
どの子が亜種チュウダイサギか分かります。・・・大きさで分かりますね。
※今回分かった事。
亜種ダイサギも、繁殖時は亜種チュウダイサギと同じように婚姻色になりますが、
今居る個体で婚姻色の亜種ダイサギは、いませんでした。
一方、亜種チュウダイサギは婚姻色になっている個体の方が多く
目先の色などが変っています。
亜種ダイサギと亜種チュウダイサギでは、繁殖時期に違いがある事がわかりました。
後は、今週の鳥さんです。