サンちゃんに遊んでもらった、その2。 [サンコウチョウ]
囀りは聞こえても、見つけられない。 [サンコウチョウ]
里山に行くと、囀りは沢山聞こえるのですが、姿は全くと言っていい程、見られません。
見られなければ、写真も撮れませんね。
まず囀りをお聞きください。クロツグミ、オオルリ、サンコウチョウ、ウグイスなどです。
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クロツグミやオオルリの囀りが聞こえますが、囀りの主は、見つけられないです。
オオルリは、囀り方から昨年居た子と同じ個体だと思います。昨年は撮れたので
そのうち撮れると思います。オオルリは、クロツグミ程、警戒心が強くないので
場所によっては撮れます。
サンコウチョウは、今回は姿を見せてくれてました。この時、サンコウチョウは、
営巣前のようで、雄と雌が追いかけっこをしていたので、何とか撮れました。
ヤブサメも、結構囀っているのですが姿は全く見えません。クロツグミの囀りなども聞こえます。
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●サンコウチョウ雄(尾が短めの雄です)です。昨年1sを見た場所なので2sになって帰って
きたのかな~?。 巣材でも集めているのかと思ったのですが、虫を捕まえてました。
チャンスは1度きり。ボケボケですみません。 [サンコウチョウ]
蒸し蒸しで暑かったけど、前線が通り過ぎると、蒸し蒸しが無くなって
カラットしたいい天気。気温も下がって気持ち良かった。
でも、風が超強くて。
風が弱まる山に行ったけど、やっぱり風の音で鳥さんの気配が、かき消されて
居る場所が良く分からなかった。
●そんな中、久しぶりにカケスさんに会いました。
●ヤマガラさんも、子育てに忙しそうで、餌を探してました。
●サンコウチョウは、まだ営巣してないせいか、あっちこっち俳諧してるようです。
ただ、雄と雌が一緒にいる事もあるので、営巣場所を探しているのかも。
遠い、暗いで奇麗には撮れません。
さて、一般の小鳥の水浴びは、お風呂に入るように、浅い水溜りで、バタバタして汚れを落とす。
のですが、サンコウチョウの水浴びはというと、木の上から水の中にダイビングするんです。
2~3回しか飛び込んでくれず、しかも見えない位置から飛び込むので、ボケボケで途中からしか
撮れなかったのですが、雰囲気だけは、分かると思います。
大きくなりました [サンコウチョウ]
羽衣について [サンコウチョウ]
大先生からお聞きして、さっそくBIRDER誌7月号を購入して勉強しました。
1、尾が長く体の色が黒っぽい(黒紫色)個体。”黒長雄”。
”茶短雄”は、前年生まれの第1回夏羽で、歳が経つにつれて”黒長雄”又は
”黒短雄”になるそうです。なるほど!。
当地にはサンコウチョウが多く生息していますが、殆どが”黒長雄”で
”黒短雄”は、見た覚えがあまりないです。(尾が短めの個体はいましたが)。
●サンコウチョウ”黒長雄”タイプです。
そんな事言っても、そんな簡単に他の羽衣の個体が見られる訳は無い。
なんて思いながら、里山に行ってみました。
この日は、最高気温34.7℃。里山は渓流沿いで直射日光があたらないので、30℃くらい
なんですが、湿度は高くてムシムシ状態。でも3時間ほど粘りましたよ。
サンコウチョウは、時々遠くを通過するくらいで殆ど囀りません。気分が悪くなり、
もう限界、諦めて帰ろうとした時、こんな囀りが聞こえました。
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サンコウチョウや、オオルリは囀りに個性があって、場合によっては個体識別ができます。
高速”ホイホイ”。なので、これが普通のサンコウチョウの囀りと思わないで下さいね。
しばらくして、近くにやってきてくれました。
●これ雄第1回夏羽 ”茶短雄”ですよね。
アイリングが大きくて色も鮮やか。体の色は暗茶色(雌より少し暗め)。尾は短い。
●ちなみに、これは雌です。
近すぎた [サンコウチョウ]
雨が降らなくて、渓流の水も涸れ気味だった時、水が残っている所で
待っていれば、水浴びにやってくるだろうと待っていると。突然
●サンコウチョウ雄です。距離は6~7mだと思います。ノートリ換算900mmです。
近すぎて尾まで入りません。もうちょっと遠い方がいいですね。
換算675mmで撮った所で、飛んで行ってしまいました。これでも尾が全て入らなかった。
●サンコウチョウ雌です。雄と場所は違いますが、これも水浴びに来た所です。
これは、ちょっと遠目。餌を探しているようです。
●オオルリは、子育て中のようですね。
サンコウチョウの体(暗い)に合わせた測光になってしまう為、露出が明るくなりすぎました。
おしまい。
隠れるのが上手 [サンコウチョウ]
ホイホイは聞こえますが、落ち着きが無くて、また木陰に隠れるのが上手で
くれません。いかに早く見付けてフォーカスするかが勝負になります。
●サンコウチョウ雄です。
●↑の子に彼女が出来ました。サンコウチョウ雌です。(暗くて上手く撮れません)。
ホイホイホイ [サンコウチョウ]
でもオオルリの囀りが遠くで聞こえるだけで、サンコウチョウの囀りは聞こえません。
●林道を1kmほど往復しましたが、やっぱり聞こえません。元の場所に戻ってしばらくすると
聞こえましたよ。ホイホイの声。居ましたね~。サンちゃん久しぶり。
ここに見に行くようになって3年目。同じ個体かどうか分かりませんが、私には同じ子に見えます。
道路から少し奥の、木が茂った斜面を行ったり来たり。最初はいつも、このパターンです。
冠羽を立てて、少し興奮しています。
枝被りばかりですが、今年最初なので、会えただけで満足です。
●待っている間に出てきてくれたオオルリです。
今年も遊んでもらっています。 [サンコウチョウ]
もうすぐ梅雨入り、天気もパットしない日が多くなって来ましたね。
今回も、アジサイ。いろんな色がありますね。
さて、今年は、いつもの山の公園は、サンコウチョウが営巣しなくなってしまって、CMさんも殆ど居ません。たまに囀りは聞こえる(そこに居たCMさんに聞きました)そうですが、私は聞いていません。まあ、此処で営巣するより、人目のつかない所に営巣してくれた方が、雛が生まれる可能性が高いので良かったと思います。(路肩に止まる車も減って、散歩する方も楽でしょうし)。
里山のサンコウチョウは、今年もやって来て(2カップルは居ると思います)、元気にしています。お相手も見つかって。そのうち営巣すると思いますが、人目につかない所に営巣してくれたらいいなと思います。
●サンコウチョウ(雄)
●お相手の雌です。
●オオルリの幼鳥が居ました。もうこんなに大きくなって。まだ近くに親は居ますが、そろそろ親離れでしょうかね。
●これは、モリアオガエルの卵かな
ここ静岡県の公式ホームページに、バードウォッチングのマナーについて記載されています。
http://www.pref.shizuoka.jp/kankyou/ka-070/wild/birdwatchingmanner.html
そのせいか分かりませんが、当地にはブログに撮影場所や営巣写真をリアルタイムに掲載する方は、殆どいませんね。 言論の自由はありますが、ブログに掲載する以上、記事についての責任は、もたないといけませんから。
おしまい。
サンコウチョウの正面顔 [サンコウチョウ]
サンコウチョウの写真と言えば、横顔が、ほとんどで、正面からの写真は、あまり見たことが、なかったのですが、今回、正面からの写真が撮れましたので、紹介します。
まずは、良く見る写真
大きくすると
サンコウチョウの頭は180度回るんですね。
それでは、こちらを向いてもらいましょう。
ほら、面白い顔でしょう。
”なに、見てんだよ~”・・・・撮ってるの、バレた~!
おしまい。
サンコウチョウ、その後 [サンコウチョウ]
前にサンコウチョウを撮った場所。その後、どうなっているか見に行って来ました。結果、まだ居ました。そして、今回はメスも居ました。ここで、営巣してくれるものと思われます。(もう営巣してるかも?)。お子さん誕生を、期待しちゃいます。
●サンコウチョウ(雄)
尻尾まで入れると、どうしてもこのような画像になってしまうので、ちょっと拡大
●サンコウチョウ(雌)
写真を見ると、明るい所のように見えますが、実際は暗くて、肉眼では黒くしか見えません。
次に、たまには、カメラに話をしてみます。
この写真のカメラは、Nikon D5300、レンズはTAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)です。3枚目の写真でf:6.3 ss:1/125 iso:2200です。ほぼ手持ちです。
なんでD5300 なのか、ほんとはD7100とかが良かったのですが、まず軽いこと。次に資金がないことで、これにしました。150-600mmレンズを付けることを前提に購入したんで、出来るだけ軽くしたかったのです。レンズが重いので、持って歩くのは重くては無理だと思いました。結果は、全然大丈夫でした。これをもって、山道を2時間くらいなら歩けます。
以前は、ミラーレスのOLYMPUS E-PM2に75-300mm f6.7(換算150-600mm)で撮っていたのですが、AFが合わない。暗い所でssが遅くなるとブレる。isoを上げると、ノイズが目立ち、画像が荒れる。ということで、サンコウチョウのような暗い場所では、まともな写真が撮れませんでした。なので、サンコウチョウを綺麗に撮ることは、ほぼあきらめていました。
D5300になって、画像自体はE-PM2とさほど変わらないのですが、良くなった点は、ブレが少ない。ssが1/100程度でもブレが気にならない。高感度時のノイズが少ない。AFでピントが合いやすい(E-PM2はAF+MFでしか使えなかった)等です。
現在のカメラの設定:絞り優先オート(A)、基本iso:400で、iso感度自動制御ON、制御上限iso:6400、低速限界設定ss:1/125 この設定ですと明るい所ではiso400になって、明るさでssを制御します。ssが低速限界設定を下回ると、ssは1/125に固定され、明るさをisoで制御するようになります。さらにisoが6400を超えると、isoが6400に固定されssが、1/100とか1/60などのように低速になります。この設定ですと、明るい場所から~暗い場所まで、カメラが勝手に設定してくれるんで非常に便利です。
また、AEブラケット設定で1回のシャッターで、3連写して3種類のev(明るさ)で撮るように設定しています。常用は、-1.0ev,-0.3ev,+0.3evです。空抜けや、外周が明るい時など対策で、そうしています。3枚撮ると1枚くらいは、いい絵が、撮れて便利です。
カメラを、このように設定しておけば、私は、明るさに応じて絞りを替える(テレタン600mmでは解像度が落ちるので、明るい所ではf8~f10くらいに設定してます)くらいで、後は、シャッターを押すだけで、すごく便利になっちゃいました。
サンコウチョウも、以前よりは綺麗に撮れるようになり、満足しています。(今は・・・)
サンコウチョウが、意外と早く見つけられたんで、帰りにオオヨシキリの様子も、見てきました。相変わらず元気に鳴いています。たぶん一日中鳴いていると思いますが、ほんとに元気いっぱいです。
●オオヨシキリ
おしまい。
シーズンインです、サンコウチョウ [サンコウチョウ]
連休最終日、いつもの公園に行くと、ホイホイの囀りが聞こえてきました。まだ入ったばかりで、森の奥の方を徘徊しているようで、なかなか見つけられません。やっと見つけて撮った1ショット、証拠写真として載せます。
●サンコウチョウ(オスだと思いますがメスかも)
後日、場所を替え近くの里山に。前から目を付けていた場所。しばらくして囀りが聞こえてきました。囀りが徐々に近づいてきて、姿を見せてくれました。こちらは正真正銘のオスです。
わが静岡県の県鳥ですから、これだけは、おさえないと。これから楽しめそうです。