真面目に探すと結構居るな~ [野鳥]
やっと雨が降って、乾燥していた大地に潤いを与えてくれました。
暫く、雨らしい雨が降っていなかったので、川の水位は下がり、
河川敷は乾燥し、強い風が吹くと砂ぼこりが舞い上がり、凄い事に
なってました。
河川敷の水溜まりも干上がって、行っても何もいない感じでしたが
この雨で水溜まりもできて、小鳥たちが水浴びに来てくれる事を
期待しています。
さて、今回は鴨さんとシギさんです。今回は長いです。
いつもなら、池には沢山の鴨が来ている時期なのですが、今年は少ない感じでした。
オオタカが出るという話は聞いていましたが、撮った写真に、
白い羽根が散乱している場所があり、何かがやられたなと思いました。
ここにはコサギが多いので、そのあたりかなと思いますけど。
それで、カモが少なかったのかも知れません。
それでも、オナガガモを中心に100~200羽は居る感じでした。
●中央にヒドリガモの姿もあります。
●オナガガモは換羽が早いのか、もう生殖羽の個体もいました。
●シギちゃんは、というと、ハマシギが何羽かいました。
●アオアシシギは増えたのかなと探すと6羽くらい居ましたが、その中に
ツルシギ1羽が混じってました。
遠いし光の関係も悪く、肉眼ではよく分からなかったのですが、
アオアシシギ、ツルシギ、タシギ、その他の鴨が居ました。
寝てたのですが、一旦この場所を離れ、別の場所を見て回ってから
戻って来た時には目を覚ましてくれました。中央がツルシギです。
何かの音がしたのか、急に飛び出しました。
右下がツルシギ、左上がアオアシシギです。中央はコガモ群とオナガガモです。
そして、自宅に帰り撮った写真の整理をしていると、左上に変なカモさんが
写っていることに気が付きました。
とは言っても、これだけじゃあ何だか分かりませんね。
自宅に帰ってから分かった事だし。と言う事で撮った写真を見直して見ました。
アオアシシギの左下を飛んでる2羽です。
次の写真では、翼帯が写ってました。
青い矢印はコガモです。赤い矢印の前の子の翼帯は、コガモと明らかに違いますね。
翼帯からトモエガモと分かりました。
赤い矢印の後ろの子の、嘴の根元に白斑が見えますね。この子もトモエガモです。
時間を巻き戻して、アオアシシギの後ろに居た事が分かりました。
赤い矢印の上の子は♂生殖羽移行中。チョット♂にしては、翼帯の緑の部分が
少ないような気もしますが、嘴の根本の白斑が無いので♂としました。
自宅に帰ってから分かった事だし。と言う事で撮った写真を見直して見ました。
アオアシシギの左下を飛んでる2羽です。
次の写真では、翼帯が写ってました。
青い矢印はコガモです。赤い矢印の前の子の翼帯は、コガモと明らかに違いますね。
翼帯からトモエガモと分かりました。
赤い矢印の後ろの子の、嘴の根元に白斑が見えますね。この子もトモエガモです。
時間を巻き戻して、アオアシシギの後ろに居た事が分かりました。
赤い矢印の上の子は♂生殖羽移行中。チョット♂にしては、翼帯の緑の部分が
少ないような気もしますが、嘴の根本の白斑が無いので♂としました。
ただ、成鳥なのか幼鳥なのかは、判断できませんでした。
下の子は、性別は分かりませんが幼羽だと思います。
もう少し続きます。
対岸から、見渡すと遠くに違うシギを見つけました。直線距離で300~400m。
拡大すると。真ん中の子、嘴が長いですね。
この位置なら、対岸に行けば、もう少し近くから見えるので、歩いていくと
いましたね。しきりと採餌してました。
●オオハシシギです(多分幼羽)。
オオハシシギとアオアシシギです。
オオハシシギは、以前この池で越冬した事があるので、今年も越冬して
くれるといいのですが、どうでしょうね。
●後は、カンムリカイツブリ(今季初認)が居ました。
●最後にアオアシシギの飛翔でおしまいです。
池をパット見ただけでは、みんな同じに見えて分からないけど、
識別とか生態を勉強して、真面目に探してみると、色々居る事が分かりました。
やはり、写真を撮るだけでなく、勉強も大切ですね。
後、マガモとかカルガモなども居ました。
おしまい。
下の子は、性別は分かりませんが幼羽だと思います。
もう少し続きます。
対岸から、見渡すと遠くに違うシギを見つけました。直線距離で300~400m。
拡大すると。真ん中の子、嘴が長いですね。
この位置なら、対岸に行けば、もう少し近くから見えるので、歩いていくと
いましたね。しきりと採餌してました。
●オオハシシギです(多分幼羽)。
オオハシシギとアオアシシギです。
オオハシシギは、以前この池で越冬した事があるので、今年も越冬して
くれるといいのですが、どうでしょうね。
●後は、カンムリカイツブリ(今季初認)が居ました。
●最後にアオアシシギの飛翔でおしまいです。
池をパット見ただけでは、みんな同じに見えて分からないけど、
識別とか生態を勉強して、真面目に探してみると、色々居る事が分かりました。
やはり、写真を撮るだけでなく、勉強も大切ですね。
後、マガモとかカルガモなども居ました。
おしまい。
湖面で休んでいる鴨は頭がよく見えず、ついついスルーして
しまいますが、こうして飛んだ時に違いがよく分かりますね。
近隣河川には此処までシギチはいませんが、撮影した写真をじっくり
見返してみると、もしかしたら何か発見があるかもしれないなと
此方の記事を拝見して思いました。
by queso (2021-11-11 08:42)
先シーズンは此方でもトモエガモが良く見られましたが
今季はどうなりますか?
其方はシギチの越冬するポイントが有って羨ましい。
オオハシシギなんかは越冬する代表みたいなシギですね。
by ramblin (2021-11-11 17:17)
シギってまだ結構居るのですね。
カモの群れの中になにか居ないかと探してみて、予想外の子が見つかると嬉しいですね。
by えれあ (2021-11-13 17:17)
queso さん、今晩は。
湖面で休んでいる鴨は、みんな同じに見えて、私もスルーする事が
多いです。この時は偶々飛んでくれたので、なんとか見付ける事が
出来ました。
鴨もそうですがカモメも肉眼や双眼鏡では識別出来ない事が
多いので、飛んだ所を沢山撮って、後で探すという事を
時々しています。偶に成果がある事があります。
by takapy77 (2021-11-16 20:57)
ramblin さん、今晩は。
トモエガモは、毎年、飛来数が増えている感じですね。
見る機会が増えました。今期は、もう入っていると言う事は
多く飛来しそうですね。
オオハシシギは越冬してくれるといいのですけど、
どうなるでしょうね。
アオアシシギ、ハマシギ、セイタカシギ等は、毎年越冬して
くれるので、貴重な池です。
by takapy77 (2021-11-16 21:02)
えれあ さん、今晩は。
最近は、越冬するシギが増えている感じです。
温暖化の影響でしょうかね。ただいつも同じ子なので
もう少し、変わった子も越冬してくれると、嬉しいのですけど。
私は、情報で動くタイプではなく、自分で探すのが好きなので
見つけると、ほんと嬉しいです。
by takapy77 (2021-11-16 21:08)