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鳥さんも迷惑、引っ付き虫。 [チョウゲンボウ]


暖かくなったり寒くなったり、寒暖差が大きすぎます。
12月としては稀な20℃以上という暖かさが続いたと思えば、
先週は強風が吹き荒れ、最高気温が7~8℃と真冬の寒さになりました。
寒いと腰が痛くて困ります。

さて、今回はMFです。(2、3回分纏めてです)。
前にも書きましたが、河川敷には引っ付き虫(コセンダングサ)がびっしり。
気をつけて歩いていても、気が付くと100や200は当たり前に
引っ付き虫が付いています。取るのが大変だし、チクチク痛いんです。
なので、河川敷は思うように鳥見が出来ない状態です。

今年は、河川敷にチョウゲンボウが居て、いい相手になってくれてます。
ただ、チョウゲンボウも、引っ付き虫には苦労しているようです。
チョウゲンボウは、主に草むらにいるバッタを捕まえています。
チョウゲンボウ2312aa40sb_e.jpg
 なので、当然引っ付き虫がくっ付きます。
●引っ付き虫を付けたチョウゲンボウです。
チョウゲンボウ2312ab35s.jpg
 ここのチョウゲンボウは、あまり警戒心は強くなく、近くに来てくれます。
チョウゲンボウ2312aca40s.jpg
 こちらに向かって来て、
チョウゲンボウ2312ad55s.jpg
 真上を通り過ぎ、すぐ近くの木の上に。一生懸命、引っ付き虫を取っています。
チョウゲンボウ2312ae57s.jpg
 10分ほど格闘して、やっととれたようで、喜んでいるみたいです。
チョウゲンボウ2312af30s.jpg
 てな訳で、結構面白かったです。

今シーズンの河川敷は、冬鳥が殆ど居ません。というか出てきてくれません。
●ハイタカは殆ど見ないです。遠くに飛んでたハイタカ。今シーズンはこれだけです。
ハイタカ2312aa12s_e.jpg
 
●ただ、今シーズンはハヤブサの亜成鳥が居るんです。
 でも、小鳥じゃなくてバッタを捕まえてましたけど。
ハヤブサ亜成鳥2312aa30s.jpg

ハヤブサ亜成鳥2312ab35s.jpg

ハヤブサ亜成鳥2312ac45s.jpg

●それに加え毎年居る、ハヤブサ成鳥も居るんです。
ハヤブサ成鳥2312aa25s.jpg

●更にコチョウゲンボウ(雄)も居るんです。
コチョウゲンボウ2312aa30s.jpg

コチョウゲンボウ2312ab20s.jpg

小鳥の警戒心が異常に強い訳が分かりました。
小鳥が居ない訳ではなくて、出てこれないんです。
ベニマシコの鳴き声も聞こえていたし、草むらに逃げ込む小鳥は見るので
小鳥は居るようです。

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河口に行ってきた。その2 [ヒシクイ]


前回の河口の続きです。

●まずはクロツラヘラサギです。
 クロツラヘラサギが当地にやってきたのは、これで3シーズン目になります。
 今年も3羽やってきました。(昨シーズンも3羽です)。
クロツラヘラサギ2312aa45s.jpg

 今年やってきた個体は3羽共、亜成鳥です。
 3羽共、初列風切りの先端に黒斑があり、成鳥ではない事が分かります。
クロツラヘラサギ2312ac35s.jpg

 毎年、亜成鳥って変じゃないかと思い、調べてみました。
 (野鳥には回帰性がある為、同じ個体が、同じ越冬地、繁殖地に
  帰ってくる事が多くあります)。

※クロツラヘラサギが、成鳥になる年齢は5歳(大型カモメと同じです)。
 幼鳥:1歳
 亜成鳥:2~4歳
 生殖可能年齢:4~5歳(この頃まで初列風切りに黒斑が残る)。
 成鳥:5歳以上

 幼鳥~亜成鳥と言っても1~4歳までという事は、この個体は
 今までと同じ個体である可能性が大きいです。

 この3羽は、一緒に行動していますが、よく見ていると2羽と1羽が別々に
 行動する事があります。どうも2羽と1羽は年齢が違うように考えられます。
 よく見ると、一番左の子には短い冠羽があります。他の2羽には冠羽が無いか 
 ごく短い冠羽しかありません。
クロツラヘラサギ2312ai57s.jpg
 真ん中の子が冠羽がある個体です。
クロツラヘラサギ2312af30s.jpg
とは言え、3羽は仲良しで元気にしています。
クロツラヘラサギ2312ak50s.jpg

クロツラヘラサギ2312al57s.jpg

クロツラヘラサギ2312am40s.jpg

クロツラヘラサギ2312ae50s.jpg

次はヒシクイです。


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河口に行ってきた。その1 [野鳥]


強風が吹き荒れていた河口の風が弱まったので、久しぶりに覗いてみました。
だた、暖かい日で寒暖差が大きいせいか、空気の揺らぎが大きくて
ボケボケばかり。写真的には寒くて気温が安定している方がいいのですが、
寒いのは苦手なので、しょうがないです。
※14時頃になれば気温が安定し、揺らぎが小さくなるのですが、
 それまではチョット待てないですね。

今回は、色々居たので2回に分けて紹介します。

まずはカモメです。
見えるのは30羽程度。少くないし逆光で、なんだか分からない。
●セグロカモメとウミネコでしょう。
セグロカモメ他2312aa57s.jpg

●すぐ横にジョビ子さんが出てきて、怒られたので早々に目的の場所に移動しました。
ジョウビタキ2312aa45s.jpg

●目的は今年も来ているクロツラヘラサギ。3羽来ています。
 詳細は次回という事で、今回は1枚だけ。
クロツラヘラサギ2312ab45s.jpg

●クロツラを見に歩いている途中、海側では、ミサゴが漁をしていました。
ミサゴ2312aa50s.jpg

〇その他、池には色々居たので順に紹介します。
 池の近くに人が近づいたせいか、カモ達が一斉に飛び出しました。
 その時、撮った写真を後で見返すと、こんな子が居ました。

●コガモですが、黄色い矢印の子にチョット違和感があります。
 よく見ると、顔や頭の緑色帯の周囲の淡色線が無い(薄い)。
 脇に縦向きの白線。アメリカコガモですね。
アメリカコガモ・コガモ2312aa35s.jpg
翼鏡前方の淡色帯も、コガモより狭く橙色があります。
写真下側の前の子がコガモ。後ろの子がアメリカコガモです。
アメリカコガモ・コガモ2312ac20s.jpg
やはり、アメリカコガモ(雄・生殖羽移行中)ですね。
アメリカコガモ2312ad25s.jpg

●マガモ・カルガモも奇麗です。
マガモ・カルガモ他2312aa55s.jpg

ここに居たカモ達は、池の反対側や海側に飛んで行ってしまいましたが、
暫くして、順に帰ってきました。

●ここにも、トモエガモが居ました。雄5、雌1の6羽です。
トモエガモ2312ba40s.jpg

トモエガモ2312bb50s.jpg

トモエガモ2312bc40s.jpg
やはり、トモエガモは増えていますね。

まだまだ居ます。ここに居た子全部紹介です。


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ツバメの団体さんがやってきた。 [野鳥]


今週は、真冬の寒さ。最高気温は12~13℃ 強風が吹いて
体感温度は、真冬と同じくらいです。
つい1か月前まで25℃もあったのに、あっという間に秋が終わってしまいました。

タイトルを見て、この寒さで、頭がおかしくなったのかと思った
かもしれませんが、かなりガタがきてますが、まだ大丈夫です。

先月末に、数羽の越冬ツバメがやってきましたが、今月に入り、
団体さんがやってきました。見えるだけで50羽は居ます。
まだ、ツグミの団体さんも来ないのに、変な感じです。

まだ着いたばかりなのか、中洲に降りて休んでました。
越冬ツバメが、地面に降りているのは、初めて見ました。
毎年見る越冬ツバメは、飛んでいる所ばかりなので、降りているのは
見たことありませんでした。ただ遠いので上手く撮れませんでした。

●越冬ツバメです。
ツバメ2312ad30s.jpg

越冬ツバメは、近年増加しているので、真面目に撮らなかったのですが
帰宅してから写真を見ると、どうも全てツバメでは無いようです。
遠くて良く分かりませんが、ショウドウツバメも混じっているようです。
※調べてみると、ショウドウツバメの越冬例は、当県にあるようです。

●矢印の個体がショウドウツバメのようです。
ツバメ2312ac30sb.jpg

ツバメ2312ab40sb.jpg

ピンボケで拡大しても、良く分かりません。(後ろの子)。
ショウドウツバメ?2312aa20s.jpg
越冬してくれるか分かりませんが、これからも探してみたいと思います。

●今の時期、MFに鴨は殆ど居ませんが、カルガモに混じって
 トモエガモが居ました。鳥見を初めて頃は、殆ど会えなかったのですが、
 近年は色々な所でトモエガモに会えます。確実に増えてますね。
トモエガモ2312aa30s.jpg

この個体は、雄成鳥・生殖羽移行中です。(一部旧羽が残ってます)。
トモエガモ2312ab40s.jpg

トモエガモ2312ac35s.jpg

今期は、鴨をあまり見てなかったので、近くの池に見に行ってきました。
数は、まだ少なめですが、オカヨシ、ヨシガモ、コガモ合わせて
50羽くらいは居ました。

●オカヨシガモです。
オカヨシガモ2312ac35s.jpg

●オカヨシガモ(雄成鳥・生殖羽)です。
オカヨシガモ2312ad30s.jpg

この子は、雄1回生殖羽移行中で、まだ脇に旧羽が残っています。
旧羽の先がV字型で尖っているのと、3列風切りに褐色味があるので
(成長は灰色)、1回と判断できます。
オカヨシガモ(オス1回)2312ab30s.jpg

●毎年、山の公園の池に来ていたヨシガモが来なくなったので、
 最近、あまり見られないヨシガモです。(雄成鳥・生殖羽移行中)。
ヨシガモ2312aa25s.jpg

●今回の星は、ふたご座です。
双子座231120.0119(55mm)60→52縮小c2.jpg

今月中旬(12/14~15)に、ふたご座流星群が極大になります。
1時間あたり30個程度と多めなので、楽しめると思います。
ただ、夜は寒いですから、風をひかないように気を付けて下さい。

おしまい。



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