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遠かった。 [野鳥]


そろそろ、カモメ達がやってくる頃と、河口に行ってきました。
前回、殆ど居なかったカモメ、今回は数百羽来ていました。
ただ、今年は例年以上に遠く、とても識別出来る距離ではありませんでした。

距離は300m以上あると思います。途中に支流が流れているため
近づく事も出来ません。
こちら側の中州に来てくれればいいのですが、カモメが居る場所が本流。
こちら側には、1羽も来てくれません。
カモメ達2302ah57s.jpg

●それでも、途中は殆ど川なので、空気の揺らぎは少なくて、ある程度は
 解像します。ピクセル等倍です。セグロカモメ、ただカモメ、カワウ等です。
カモメ達2302ab12s.jpg

●ただカモメが多くて、セグロカモメが少し。それとウミネコが少々と
 いった感じです。このあたりは、殆ど”ただカモメ”です。
カモメ達2302ah20s.jpg

●時々一斉に飛ぶのですが、直ぐに戻ってきます。
カモメ達2302ae57s.jpg

●そこを狙って、初列のパターンを見るのですが、やっぱり遠すぎです。
カモメ達2302af25s.jpg

今年は駄目そうです。諦めて1時間程で退散しました。今回は池に
行かないで、そのままMFに戻りました。

●目的はこの子。今年も入ってきたヒレンジャク。はぐれヒレンジャクで
 1羽しか来ていません。例年ならこの後、群れが入って来るのですが
 今年はどうでしょうね。直ぐに飛ばれて、今回はこれだけ。
ヒレンジャク2302aa57s.jpg

ヒレンジャク2302ab35s.jpg

その後、いつもの場所へ。
●アトリは、まだ滞在しています。
 やっと青空の元で撮れました。
アトリ2302bc40s.jpg
ナンキンハゼの実を食べてました。
アトリ2302bb30s.jpg

●突然飛んできたハイタカです。2羽同時に出現しましたが、写真は同じ固体かな。
ハイタカ2302ba30s.jpg
これだから、ここに居る小鳥は警戒心が強いのです。
ハイタカ2302bc25s.jpg

●川には、冬鳥の亜種ダイサギが群れでいます。
ダイサギ2302aa40s.jpg

●ミコアイサは増えて10羽になりました。行くたびに増えてます。
 雄生殖羽2羽、雌タイプ8羽。
ミコアイサ2302bb30s.jpg
先頭はホオジロガモ雌成鳥で、後ろ8羽がミコアイサです。
ミコアイサ2302bd50s.jpg
1羽欠けましたが、10羽写ってます。
ミコアイサ2302da55s.jpg

●ホオジロガモも増えて、雄生殖羽2羽、雌タイプ3羽の5羽になりました。
 ミコアイサとホオジロガモです。(ホオジロガモは4羽しか写っていませんが、
 離れた所に、もう1羽居ました)。
ミコアイサ2302ca40s.jpg
近くには、来てくれないのですが、以前よりは逃げなくなりました。

これからも増えて来るといいのですが。
今の所、面白い子がいないので、近くには行っていません。
遠くの道から撮ってます。

近くに行くには、石ころゴロゴロの河原を行ったり来たりしないと
行けないので、暫くは遠くからの観察です。

●そういえばクサシギが飛んでました。たまに鳴きながら飛んでいきます。
クサシギ2302ab12s_e.jpg

おしまい。


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風神

最近カモメを見ないんですが、居る所には居るもんですね。
レンジャクはまだ見た事がありません。1羽で居るのは珍しいですね。
カモの飛翔写真をこうやって見ると、結構首が長いですね。飛んでいるところをあまり見た事が無いので、ちょっと驚きです。
by 風神 (2023-02-07 23:20) 

queso

レンジャクがやって来ると春も近いなと感じます^^。
私も今日、ようやくアトリを近隣で観察することが出来ました。
まだ総括する段階ではありませんが、この冬MFではオオジュリンは
とにかく多く、ホオジロは現時点でも警戒心が強いままです。
そしてハイタカに出会う頻度がこれだけ多い冬も初めての事でした。
もう間もなく、渡りの季節となりますね^^。
by queso (2023-02-08 16:32) 

ramblin

 やはりカモメは大きな漁港とかで見るのが距離的には
良いですね。
 ただカモメの中にコカモメとか居たら嬉しいですが。
もういい加減今年の鳥類目録改定に際してはこの「亜種カモメ」にも
相応しい命名を付与してもらいたいですね(可哀想だし説明が
面倒くさい)。
 其方でレンジャクが1個体だけとなれば此方では今季期待薄
かもしれません。
by ramblin (2023-02-08 20:54) 

えれあ

温暖化の影響なのか、沼にはユリカモメさえ来る数が少なくなりました。カモメは今年は見られそうにありません。
レンジャクはもう見ることが無いんじゃないかと思っています。
アトリだけでも群れが見たいです。
by えれあ (2023-02-12 16:31) 

takapy77

風神 さん、今晩は。
今年もカモメが来てくれましたが、例年に比べ少な目です。
多い年には、この倍以上来る年もあります。
これから増えるのかもしれませんが、どうでしょうね。
レンジャクは、最近は先発隊が1羽やってきて、その後
群れがくるというパターンが多いのですが、まだ群れは
来ていません。
鴨は飛翔写真が識別に役立つので、撮るようにしていますが、
飛ぶときは首を伸ばして飛ぶので、首が長く見えますね。

by takapy77 (2023-02-14 20:20) 

takapy77

queso さん、今晩は。
レンジャクは、1月から宿り木を時々見に行ってましたが、
入ってきたのは2月初めです。確かに2月~3月が来る季節
なので、春を感じる野鳥ですね。あとウソも同じなので、
時々探しに行ってるのですが、まだ桜のつぼみが小さくて
もう少し先かもしれません。
ホオジロは、こちらも警戒心が強いままです。ただ、
囀る個体も出てきてので、今後もう少し見られると思います。
河川敷は、天敵が多いので、警戒心は強い個体が多いです。

by takapy77 (2023-02-14 20:27) 

takapy77

ramblin さん、今晩は。
カモメは漁港などがいいのですが、こちらには
小さな漁港しかないので、カモメは少ないです。
この場所は水浴びの場所なので、流れがないとダメなようで
今年は遠いです。
コカモメぽい個体は居ましたが、同定には至っていません。
名前も変えて欲しいですね。毎回”ただカモメ”なんて書くのは
なんか違和感を感じます。亜種コカモメとか
亜種ニシシベリアカモメは、ちゃんと名前があるのにね。
レンジャクは、1羽だと思ってましたが、どうも2羽だった
ようで、最近2羽居る所を見ました。まだ滞在しています。

by takapy77 (2023-02-14 20:38) 

takapy77

えれあ さん、今晩は。
こちらもユリカモメが少なくなっています。
カモメは、この時期になると来てくれますが、数は少ないです。
温暖化の影響もあるでしょうね(繁殖地のシベリアあたりの
気象が異常ですから)。
レンジャクもアトリも、年によって渡る場所を変えている
野鳥なので、年によって当たり外れが極端です。
昨年外れだったので、今年はいいかなと思ってましたが、
今のところ外れですね。(2021年が当たりでした)。

by takapy77 (2023-02-14 20:47) 

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