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暑くなってきました。 [コサメビタキ]


やっと梅雨が明けたようで、晴れる日が多くなってきました。
ただ、まだ天気は不安定で、今週も緊急災害メールが入り
避難指示(レベル4)が出るような大雨が降りました。
最近の雨は、凄い降り方です。これも異常気象なんでしょう。

まだ最高気温は32℃程度と低いのですが、湿度は65%と高く
歩くと汗が噴き出してくるような、熱中症には危険なレベルです。

◎人は汗をかいて、体温をコントロールするのですが、
 水が蒸発して下がる温度は、湿度が関係しています。
 湿度が低い程、水が蒸発して奪う熱量が大きいため温度は下がります。

 通常の気温は乾球温度(DB)と言います。それに対し、
 水が蒸発して熱量を奪った時の温度を湿球温度(WB)と言います。

 気温(DB)32℃湿度65%の時の湿球温度(WB)は約26.5℃です。
 
気温(DB)32℃湿度60%の時の湿球温度(WB)は約25.5℃です。
 気温(DB)32℃湿度50%の時の湿球温度(WB)は約23.5℃です。
 湿度が5%下がると約1℃下がります。
 したがって同じ気温でも湿度が低いほど熱中症のリスクは下がります。
 (ある程度、風がないと駄目なんですけどね)。

ちなみに
 気温(DB)35℃の時、湿球温度(WB)は26.5℃になる湿度は約52%。
 気温(DB)40℃の時、湿球温度(WB)は26.5℃になる湿度は約35%。です。

7月30日土曜日12:00の気温32℃、湿度71%で非常に危険な温度でした。
熱中症の危険度は、気温、湿度だけではなく、日照や風速なども
ありますので、危険度については下記のサイトにて確認して下さい。
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環境省熱中症予防情報サイト (env.go.jp)

◎鳥は汗をかきません。したがって汗による体温コントロールができません。
 口を開けて呼吸する事によって、水分を蒸発させ体温を下げています。
 暑いとき口を開けているのは、その為です。

さて鳥見ですけど、今は潮がいいので河口に行こうと思ったのですが、
先日の大雨で増水し干潟が出来ないと思い、諦めていつもの山の公園へ
●前回は見られなかったコサメビタキの幼鳥が数羽飛び回っていました。
 もう、自分で採餌し親は見当たりませんでした。
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今の時期、何処に行っても野鳥が少ないのですが、ここのコサメちゃんだけ
いつも、遊んでくれて癒されています。
コサメちゃんは、夏の間中ここで過ごし、9月になると平地に移動し
平地の公園で見られるようになります。そして、南の国に渡っていきます。
(まあここも標高100mで、すぐ近くには住宅地があり山奥ではないですけど)。

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